「勉強しなさい」って言う親がいる。
けど、僕はそれは違うと思うんだ。
「勉強することは、いろいろな知識を身につけたり、考え方を知るために必要」
っていう、「しなきゃいけない理由」を教えたらいいんじゃないかと思う。
それを言わなきゃ、ただの強制じゃないだろうか。
(教育に強制はある程度必要だと思うけど)
「本を読むことは大事だ」ってただ言うよりも、
「本を読むことで、凝縮された他人の考え方に触れることが出来る。
それによって一人で考えているよりも、広く深く考えることができる。」
って言ったら、わかってくれる子もいると思う。
ごみ問題もそう。
「地球を守るために分別しましょう!」
っていうよりも、
「分別をすることによって自分の出しているごみに対して意識を持ってもらい、
減量を意識して欲しい。それに、リサイクルされた製品の品質を上げるためには、
分別がきちんとされている必要があるため。」
って言えばわかってくれる人いると思うんだ。
でも、やっぱり理由をあまり出さないのには、
難しくてわかりにくいからなのかな?
あとは面白くもないこと伝えられすぎてウザい、みたいな感じか。
だったら、わかりやすくおもしろく理由を説明すれば良いと思う。
●分別
「リサイクルのためには、きちんとした分別が必要です!
分別を始めると、自分がいかにごみを出しているかが見えてきます。
分別が、自分を、そして環境を変えていくんです」
みたいな感じで。
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少し抽象的に、理由が伝えられてない現状を分析してみた。
現代日本の人は、情報過多になっている。
→とりあえず信じなければ、一つ一つの情報を処理していけない。
→とりあえず命令されたことに従わなくてはいけない
→「なぜ?」ということへの思考がSTOPしている。
→「自分は本当は何がしたいのか」ということへの思考がSTOPしている。
今の時代のキーワードって「何がいいのかわからない」だと思う。
だからこそ、本当の「理由」を伝えなければ、「なぜやるのか」という意義を持ってもらえないんじゃないか。
それを解決する一つの手段が、「理由」を分かりやすく伝えて、
本質的なことを考える癖をつけることじゃないだろうか。
だから、「理由」を分かりやすく伝えることが大事だと思う。
■まとめ
僕の意見:「理由」を分かりやすく伝えることが大事
(その理由:本質的なことに近づくため)
「勉強することは、いろいろな知識を身につけたり、考え方を知るために必要」
って言っても中学生とか、全然伝わらないしね。
何のために勉強するのかについて、俺なりの説明を、普段生徒に伝えてるけど、その内容をここで書いても陳腐なものになっちゃうと思う。
こっち側としては、心の底から思うことを誠実に伝えるし、むこう側としては、ちょっとは信頼できる先生だから少しは言うこときいてやるかぐらいで、ちょっとずつ伝わっていくもんだしね。自然と。
コメント遅くなってごめん!!
>理由(動機付け)も大事だし、誰に言われるかも大事だよね。
そうね。
勉強しろって言ったやつが、全然勉強してこなかった奴だったら説得力ないしね。逆に陳腐な言葉でも、すげぇ人がいったら深く感じるしね。
>「勉強することは、いろいろな知識を身につけたり、考え方を知るために必要」
>って言っても中学生とか、全然伝わらないしね。
確かに(汗)
>こっち側としては、心の底から思うことを誠実に伝えるし、むこう側としては、ちょっとは信頼できる先生だから少しは言うこときいてやるかぐらいで、ちょっとずつ伝わっていくもんだしね。自然と。
これ本当にそうだと思う。
完璧には伝わらないけど、心の底から思うことを伝えたら、相手側も「あんときなんか必死になって言ってたな~」とか思いだしてくれるかもしれない。
それって、「響いてる」んだと思う。大なり小なり。